岩井博士の これならわかる!経済学

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岩井商人(いわいあきと)

Author:岩井商人(いわいあきと)
国立大学大学院博士後期課程終了(博士・経済学)
長年、大手資格試験予備校にて、公務員試験各職種、公認会計士試験、不動産鑑定士試験等の経済学、財政学などを担当、また経済産業省等、中央官庁向け研修も数多く担当。現在は都内で複数の私立大学において非常勤講師として教鞭をとる。
経済学に関する確固たる理論に裏付けされた正確な知識と長年の講師経験で培った指導経験・試験情報を元に、「岩井商人」の講師名で『公務員試験必勝倶楽部』にて、経済学(ミクロ経済学、マクロ経済学)、財政学、経済事情など経済系科目全般を指導。数字や数学、グラフを多用する経済学にあって、それらを苦手とする文系受験生や初心者でも「これならわかる!」講義を誰よりも得意とする。

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みなさん、こんにちは。今回は、表題のとおり、いつもと全く違う話について書きます。といっても、公務員の仕事については、田村先生にお任せしたほうがよいし、私も仕事の詳細について書くつもりは毛頭ありません。ただ、今後、住民と接する機会が多いであろう皆さんの頭の片隅に、これから書く出来事を入れておいてもらえればと思います。

ひと月以上前のことですが、自宅に某区役所から「区民税・都民税変更通知書」が送られてきました。納税通知書はずいぶん前に送られてきていたので、「何だろう?」と疑問に思いつつ封筒を開けてみると、「区役所での調査の結果、所得の申告漏れがあるので区民税・都民税変更通知書を送りました」と書かれてあり、一気に納税額が10万円以上跳ね上がりました。「そんなバカな!」と驚いた私は、申告漏れを指摘された所得項目を見て愕然としました。区役所が指摘した項目は、なんと!私がH25年に前職から受け取っていた所得(指摘された数字に見覚えがあったので、前年の確定申告書を確認してみたら、まさに全く同じ金額が計上されていました…)でした。

公務員試験を受ける人ならばわかりますよね?地方税額は前年の所得に対して課せられるということを…。つまり、H27年地方税額算定の対象になるのは、前年すなわちH26年所得です。ここまで読んで、私の身に何が降りかかったのか理解できない人は、試験勉強よりもまずは、役所での仕事について少しは調べてみてください。納税管理の業務は、地方公務員の若手職員ならば大抵一度は経験することになるので知っておいて損はないと思いますよ。

地方税の二重請求をされたわけですから、当然ながら私は「指摘された所得は一昨年の分であり、それは前年の確定申告でちゃんと計上しているので確認してくれ」と区役所に電話しました。しばらくして、担当の女性職員(おそらく新人同様の人だと思います)から「ご指摘に従い、以前の職場の方に確認したところ、一昨年の所得を誤って提出したようです。後程、再度変更通知書を送ります」との電話があり、何事もなかったかのように電話を切ろうとしたので、私は「ちょっと待て!あんたの言ってることが事実ならば(私は責任回避のための言い訳だと確信していたし、今もその考えに変化はありません)、国税からも連絡が来るはずだ。何も落ち度のないこちらが、今度は国税からの指摘にも同じように対応しなければいけなくなるのはおかしいと思わないか?そちらで、税務署の方に連絡してくれないか?」と言ったところ(この時点までは私は言葉遣いはともかく、穏やかに話をしたつもりです)、「それは、こちらの仕事ではなくて…」と言い出したため、私の堪忍袋の緒が完全に切れてしまいました。「国税と地方税の仕事の境がどこにあるかなんて、あんたたちの理屈であって、納税者であるこっちには関係ない!あたかもこちらに非があるかのような内容の文書をあなたの名前で送ってきておいて、後のことは私には関係ありませんなんてこと、どんな社会でも通用しない!今からそっち行くから、ちゃんと話しませんか?もちろん、交通費はそちら持ちで…」といったところ、しばらく押し黙った後「わかりました。では、以前の職場の方にはこちらから修正申告をするようにお伝えします」と言うので、「じゃあ、今後税務署から同様の連絡が来たら、○○区役所の××さんに話をしてくれ!と言いますからね!」と言って、電話を切りました。その後は、区役所から元の金額に改められた納税通知書が送られてきただけで、どこからも何も連絡は来ていません(おそらく、原因は以前の職場ではなく、区役所にあると思いますが、それは多少税務に関する知識が必要になりますし、本題ではないので、ここでは割愛します)。

現在、マイナンバーカードの導入が話題を呼んでいます。TVを見ていたら、ある人が「情報流出の危険性が叫ばれている状況下で、役所に自分の所得、病歴、購入歴などが把握されるのが怖い。だから、現時点でマイナンバーカードによる情報一元化には反対」と語っていました。私は、マイナンバーカードそのものには賛成の立場ですが、同時に恐れも感じています。ただ、その恐れはTVで語っていた人のような情報も一元化ではなく、せっかく集めた情報がほったらかしにされ、結果、何らかの原因で情報が流出しても誰も気づかないという点に対してです。

少なくとも、私自身が今回経験した事態も、おそらく、過年度の情報なんか全く見ず、目の前にあるデータをただ言われるままに入力し、しかも、企業が提出した情報は正しく、市民が提出した情報は誤っているものだという先入観が原因なのでしょう。でも、役所でデータ入力する人あるいは上司が前年の所得情報を確認するだけで防げたことです。まあ、注意をしていてもミスは起こります。ですから、対応次第では矛を収めることはできます。でも、ミスが発覚したときに、どう責任を回避するかにしか頭が回らないようだと話は別です。こうした態度が区役所の日常だとするならば、マイナンバーカード導入賛成派の私も、「今は時期尚早なのかな…」と思わざるを得ません。

ちょっと、厳しい物言いですが、いずれ皆さんも体験する業務でしょうから、参考にしていただければ幸いです。

それではまた。

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公務員の仕事 | コメント(0) | 20150913230901 | 編集
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